世田谷区の教育を変えるには?【岡川たいきのささやき_Vol.1】
これから定期的に少しでも気付きを得て頂けるように
岡川たいきの想いを定期的にお伝えしてまいります。
是非、お読み頂ければ幸いです。
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ここから本題です。
本日のお題
「現状の教育を変えるにはどうすればいいのか?」
こういう答えの出しにくい問題を考えるときにどのように
考えるのかについて、私なりの思考の流れを紹介します。
例えば、もし現在の子供たちを取り巻く環境が
悪いと感じるならば、まずは子供を教える
教育者のレベルを上げなければいけません。
一方で、教育者のレベルはどのようにしたら上がるでしょうか。
現在小学校の教育者の方に話を伺うと、
教育自体にメスを入れるよりも、
教育のやり方にメスを入れている様です。
これでは、大きなレベルアップは望めません。
さらに俯瞰して考え、大きくレベルを上げるためには、
教育者を育てる組織や機関のレベルアップが必要です。
実際、教育者は大学などで学び教員免許を取る
ということは、大学などの教育機関全てのレベルアップが必要です。
そのような機関を変える力を持つものとは一体なんでしょうか。
それは、教育機関のさらに上にある組織です。
日本学術会議を頂点とする周辺の団体や機関、もしくは文部科学省のことです。
その機関が変わるためには、その機関を支える人達が変わらなければいけません。
このあたりまで考えると、最上位の思想自体を変えなければいけないのですが、変えるための根拠になるものがなんなのか?
それこそが研究なのです。
ここまででわかることは、研究が進めば末端の教育が変わるという事です。
貴方が何か問題を抱えた時、その問題の改善に当然取り組まれると思います。
しかし大事なことは根本を改善することです。
どこまで深く考察し、次に同じような問題が起こらないように対策できているでしょうか。
ほとんどの人は、目の前を解決して終わります。
政治というのは、この最上位の部分にアプローチすることが出来ます。
特別区から出来ることは限られますが、私は世田谷区の川上から変えていきたいと考えます。
どんな課題や問題点に対しても、出来るだけ遠く深いところから気付きを得ていきましょう。