言葉と経験と臨場感と私【岡川たいきのささやき_Vol.2】
「経験」は私たちの臨場感を高くします。
一度経験すると、多くの人は出来るという感覚を得て、次に同じような機会があれば同じような行動を起こそうとします。
そこで、さらに考えると
私たちの視野を狭めるものも「経験」と言えます。
それは経験によって臨場感が上がり同じようになるだろうと思い込むからです。
「過去に経験したから、次もきっと同じになる。」
という考え方は、人間から思考力を奪い取っています。
ということは、
「俺は経験豊富な人間だから何でも聞いてくれ!」
という人も中にはいると思うのですが、
「自分は思考力がなくて過去の経験からしか、あなたに気付きを与えられない、どうしようもない知識をさらけ出す人間なんです。」
と言っていることと同じということです。
私の周りの思考力の高い方々は、質問に対して成功談を回答にする人はいません。
同じようにすればうまくいくからと、過去の経験を伝えることはありませんし、経験豊富などと自分を価値上げしたりもしません。
実績は信用を生みますが、実績が答えになることはないということです。
一方で、経験が無ければ臨場感が湧かないのか?
私たちの世界は言葉で出来ており、全ての価値観も言葉で出来ています。
臨場感を得られるほど明確に言語化しつくせば、経験と同じほどの臨場感を得られるようになります。
言葉で積み上げた臨場感は、言葉を積みかえるだけで応用が利きます。
なので、言葉は経験よりも融通が利きます。
言葉で経験よりも高い臨場感を持てる程の思考力を身につけるように私達と一緒に鍛錬しませんか?
希望される方は是非ご連絡ください!